眼鏡とコンタクトを使う生活ってかなり煩わしい。正直めちゃくちゃメンドクサイし、ストレスだ。デメリットを感じる機会がかなり増えてきた。そんなこんなで重い腰を上げて品川近視クリニックにICLのカウンセリングに行ってきた。結果としてレーシックを受けることに。こんなことあるんだなという感じ。レーシックを受けることになった経緯と手術の感想を解説していく。
メガネは邪魔だし、コンタクトは異物感

裸眼の視力が左右それぞれ0.1くらいで、コンタクトは-3.5Dのものを使っており、普段の生活では家ではメガネ、出かけたり運動するときはコンタクトで過ごしていた。メガネの煩わしい点は、曇ったり汚れたりすることや装着しての運動が無理なことがあげられる。あと純粋に頭に余計なものをつけている感があって年々メンドウになってきた。
コンタクトはメガネの問題点をある程度解決することができるが、ドライアイがひどすぎて仕事中にしょっちゅう目薬を差す羽目になり、さらに夕方を超えると眼精疲労がとんでもないことになる。普通に頭が痛くなって能率がものすごく落ちる。結局裸眼が一番いいわけだが、裸眼だと何も見えない。
メガネを新しくするにもZoffなどの安い店だと値段は抑えられるがトラブルがある話は聞くし、コンタクトも一箱3000円くらいかかるので、手術の値段についてはトータルで回収できるいい投資かなと思いカウンセリングを受けてみることにした。レーシックとICLは医療費控除の対象なので、いくらかは戻ってくるしいいだろうという考えもあった。
レーシックとICLを調べて、ICLを受けるつもりだった
Youtubeやネット記事などを読み漁り、レーシックかICLの2択で、体験談等を読んだうえでICLのほうがいいかなという結論に至った。
格闘家などが受けるラゼックというものもあるが、自分には関係なさそうなのでスルーした。
レーシックは不可逆、ICLは可逆
レーシックはレーザーで角膜を削ることによって、ピンを合わせられるようにするらしい。一方でICLは角膜を切開して、そこからレンズを入れるというもの。詳細に関しては医療機関のホームページ等で調べたほうが確実。値段はざっくりと、レーシックは15~70万くらいとレンジがある(詳しくは後述)。ICLは45万~50万くらい。
自分はレーシックの不可逆性が怖い気がしたので、最悪問題があった場合に取り出せるICLを受けるつもりで品川近視クリニックのカウンセリングに申し込んだ。
品川近視クリニックは有楽町駅から徒歩3分くらいのイトシアオフィスタワーの13Fにある。なんで品川近視クリニックにしたのかというと、やはり症例数が一番多そうなので実績と情報が多いからまず間違いないかなと思ったから。
諸々の目の検査
でかいテレビが正面に2つある待合室で待っていると担当の女性に呼ばれていよいよ検査開始。赤い気球見るやつ、空気が出てくるやつや視力を測る。そこまで長くないかなという印象。
調べた結果判明したのだが、瞳が大きいらしくICLのレンズを入れると干渉してあまりよくないらしい。さらにレンズも特注になるので早くて2カ月長くて半年程度かかるらしい。正直そんなに待ってられない気がした。
検査後に黒い制服のお姉さんにより詳細な説明を受けた。そこでICLとレーシックの違いやメリット・デメリットを教えてもらえるし、疑問点も解消してもらえる。自分の場合はICLのレンズが入らないかも問題でレーシックを受ける方向になった。話を聞いていく中で、「あれ、レーシックでもよくないか?」と思うようになった。
レーシックにした理由
上記のように瞳がでかいらしくレンズと干渉するので、やるならレーシックかとなる。ただ、こちらとしてはICLを受けにきており、レーシックの不可逆性に対する心配も正直あった。カウンセリングでそのことを話すとお姉さんは懇切丁寧にいろいろ教えてくれた。まぁ仕事なので当たり前かもしれないが非常に助かる。
まず、ICLは基本的に視力が-4.0Dとか以上の人にしかオススメしていないらしい。これは角膜を削る関係で近視の人ほど多く角膜を削るためらしい。自分はレーシックでも十分可能な-3.5D程度。またICLは何かあったら取り出せるが、取り出すのに片目5万ずつかかるらしい(保証期間外の場合だったかな)。老眼とか白内障とかがでてくると結局取り出さないといけないらしいので、なんかあんまりだなと思った。
その点、自分は角膜が十分にあるらしいので、何かあったらまた削ることができるらしかった。あとICLの場合は検査の回数が6回で、レーシックは3回なのでそこらへんも煩わしくなくていいと思う。
加えてレーシックは即日手術も可能なので、ICLのようにレンズの到着を待つ必要がない。もうやると決めていた自分にとっては一刻も早いほうがいい。若いうちによく見えたほうがいいので。
レーシックでの問題点
そんな経緯でレーシックを受けることにしたのだが、どうしてもデメリットはある。それがハロー・グレアとドライアイだ。ハロー・グレアは車のライトや街灯などがにじんだように見えたり、ギラギラと見えたりする症状。これは角膜の凹凸に光が反射しておこるらしい。ドライアイは目が乾燥しやすい症状。
まず、ハロー・グレアに関してはレーシックしていようがしていなかろうが、光源を見ると多少なりともハロー・グレアと同様の感覚を受ける。ドライアイに関してはコンタクトをつけていることによるものだと思っていたので、裸眼だったらそこまでだろうと思い自分にとってはそこまでデメリットに感じなかった。
どんなことでもメリットだけ享受しようとするのはおこがましいとは思わんかねの精神で多少のリスクには目をつむることにした。それ以上にメリットがでかければよいのだ。
レーシックのプランと価格
手術器具をそれぞれ3つくらい紹介されるが、自分はあまりス750Zレーシックという最上位プランを選択。最上位プランと次のプランでハロー・グレアの影響が約3倍程度違うらしい。3倍って結構でかいような気がした。あと目の追従機能が7次元だからなんかいいらしい。7次元てなんだとは思う。
加えて角膜強じん化というオプションもつけることにした。これは手術後の角膜の再生を抑制することにより、近視戻りを起こさないようにするものらしい。人によるらしいがやっといたほうがいいらしいのでこちらもやることにした。
全部総額で80万円。いやー高い。もとからICLをやるつもりだったので50万くらいは覚悟していたが、上振れが想定よりもあったのは誤算だったがメガネとコンタクトの煩わしさから解放されるならまぁいいかなと思うことにした。紹介チケットを使って5万円を安くすることには成功したので、カウンセリング時点では75万を覚悟した。
先生の診察を受ける
カウンセリング受けていたので、先生の確認は結構あっさりだった。ここまでだいたい4時間くらい。プランの最終決定を聞かれて、「ICLのカウンセリングで、レーシックを受けることになったので、65万でいいですよ。」というびっくりな提案をされた。もちろん二つ返事で飛びついたが、「資金あるんだなー、最初から計算していたのか?」などと勘ぐってしまった。なんにせよ安くなるなら願ったりかなったりということでよしとする。これ以上は考えることをやめた。
術日をカウンセリング日から1週間後にして、品川近視クリニックを後にした。これほど1週間後が待ち遠しいこともあまりないだろう。